Cedric Azais |
Ch'ien C. Lee |
Leilani Nepenthes |
Giant form
Andrew Wisutuba |
Gareth Davies |
James Ellis |
Nao Flaherty |
AW clone
Shinya Yamada |
wild |
wild |
wild |
wild |
N.jamban - clone / Borneo Exotics
upper pitcher |
lower pitcher |
lower pitcher |
young plant |
upper pitcher |
upper pitcher |
upper pitcher |
adult plant |
スリランカの Borneo Exotics が販売しているクローン体。
本種は種小名が意味する”トイレ”そのものの洋式便座の様な捕虫嚢の形が面白く、人気の高い高山性原種である。
奇抜な見た目と繊細な植物体からは栽培が難しそうな雰囲気が強いが、実はある程度の高温耐性を持ってり成長も早く育てやすい。 昼夜の温度差さえ作る事が出来れば日中35℃程になっても成長を続ける。
基本的に湿度を好むが湿度ばかりを意識して蒸らせてしまい枯死させている栽培家をよく見掛ける。
ウツボカズラは湿度を好むが蒸らせてしまうと一発でアウトなので通気を意識しなければならない。
2007年発売当時はとても高価な種であったが現在はかなりリーズナブルな価格になった。 組織培養が割りと簡単でよく増えるという事か。 また最近は成熟個体からの挿し木増殖苗も入手しやすい様だ。
本種に限らず、フラスコ育ちの小さな苗を成長させている栽培家は意外と少ない。 しかし成熟した株からの挿し木増殖苗は小さなものであってもアダルトの形質を保持しているので生育が安定していおり強靭で成長も早い。
小さなフラスコ苗や実生苗を安いからと云って何度も買って枯死させていては意味がない。
腕試しも良いが確実に育てたいのであれば少々価格が高くてもアダルトからの挿し木を入手した方が賢明なのでは?
○Growing Record
10th.Jan.2016
6th.Aug.2011
6th.Jul.2010
N.jamban - wide lip / seedling
middle pitcher |
lower pitcher |
young plant |
middle pitcher |
Best Carnivorous Plantsから販売されてた実生苗。既知の個体群と違い、捕虫嚢の唇の幅がややが広く、唇の外側がボトル・キャップの様にギザギザになる
N.flavaに似た唇の個体である。
本種が2005年に発見され、翌年2006年に新種登録されると同時同時にAWやBEからフラスコ苗が販売されたが、当時は自生地の野生個体写真やBEの
N.jambanの様に捕虫嚢の唇の幅がややが薄く、綺麗な円形になる個体が主だった。 しかし2010年を過ぎた頃だったか、BCPが実生苗の販売を開始してからは、この個体の様なボトル・キャップ型の個体が主に流通する様になり、既知の薄くて円形の唇を持つ苗は希薄になってしまった。
本個体興味深い形をしているので気に入っているが、生育が旺盛で、海外では交雑疑惑も出ている。
N.jamban - giant form / WISTUBA Exotiscle Pflanzen
ドイツのAWが種子を無菌播種して販売した初売りの実生苗から成熟させた株から増殖させた苗。今まで見た事が無い、とても大きな上位袋を着けていた親株を見た瞬間に驚愕した! Wistuba氏が過去に撮影した
N.jambanの写真に'giant form'と記されているものがあるが、その個体にそっくりであった。 もしかしたらWistuba氏が現地で撮影した
N.jamban 'giant form'の株から採取した種子からの実生由来なのかもしれない。
とても貴重な個体からの脇芽挿し木苗を譲って戴いたが、当方のエラーで根を傷めてしまい現在は成長が緩慢になってしまった。 調整中・・・・・
○Growing Record